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美容専門の鍼灸師

15年前はまだ珍しかった美容専門の鍼灸師。新米の私が、美容鍼灸師として心を決めた出来事を書いてみようと思います。

長堀通りに面した心斎橋店。オフィスと観光で毎日、たくさん人が訪れるそんな東心斎橋のサロンでした。

ご紹介で来院されたのは、遠方の宝塚より60代のお客様。

ご近所でも有名なお料理上手の腕を振るってくださり、毎度お弁当を作ってきてくれるのですが!もぅ料亭レベルの味と盛り付け!!本当に可愛がっていただきました。

初めのころは美容なんて、、、とおっしゃっていましたが、しっかりと通っていただきしわがひとつ消えるたびに喜んで頂いた姿が心に残っています。

そして、お客様のご主人から私へ電話がかかってきたことがありました。ご丁寧に話してくれたのは、奥様が家でも鏡を見て笑う時間が増えたこと。私と会うのことを毎回楽しみ、お弁当のメニューを考えて頂いていたということでした。

そして、ご主人からご丁寧に『家内を明るくしてくれてありがとうございます』とおっしゃっていただいたとき今までにない充実感があり、単純にすごくうれしかったです。

このお電話が、誰かの笑顔の時間を増やす仕事をしよう!と美容鍼灸師として専門的に勉強を始めるきっかけになりました。私の天職を気づかせてくれたお客様へは今でも感謝でいっぱいです。

その後から、地下鉄に乗っていても、友達と食事をしていても、人の骨格やバランスばかり見てしまう職業病が発症しましたが。私にとって最高のお仕事に出会うことができた大切な出来事でした。

今、高校生の娘と進路について話す時間が増えてきて、この出来事を思い出すことがあります。娘もいつか自分のこれだ!と思えるお仕事に出会ってほしいな、と母は願っています。

まだ17歳。分からないというより、知らないことが多いもんね-と思いますが、高校2年生の今年は『すきな動詞をみつけよう』という話になりました。『子供が好き』ではなく『子供と○○するのがすき』をテーマにしてみようという1年。

私が好きなことを仕事にできたように、彼女にも『仕事がすき!』と言ってもらえたら、母として本当に幸せだなと思います。

そんな思いで青春真っ只中の長女を見守る日々です。