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鍼灸師という仕事

得意ではない冬の朝が近づいてきまて、朝のシャワーが億劫でなかなか入るのに勇気が入りますね。そんなこんなで毎朝の目の覚まし方が迷子になっています。

寒くなってくるとインディバが大活躍の季節です!ぜひ、皆さんの生活にインディバや鍼灸を取り入れて心地いい環境を作ってください!

Jillには「インディバ初めてです!」「鍼したことなくて…」というお客様が多いですが、皆さんの想像より温かくて気持ちのいい施術ですのでご安心ください。ほとんどのお客様が眠ってしまうのがJill。

先日も人生初めての鍼がJillだったお客様から大切なご相談を受けました。初回の施術はブライダルでのご来院で、効果を感じていただいて、すごく驚かれてお帰りになられた姿を覚えています。

少しお久しぶりにご予約をいただき施術に入らせていただきました。ご主人の急な転勤で県外に引っ越しをされたことを伺い、帰省のタイミングでご予約をいただいたとの事でした。

それだけで施術者として嬉しい限りですが、なんとそのお客様は、春から鍼灸師を目指されていて志望校のご相談と聞いて驚きました。初回の施術から感動していただいたようで、鍼灸師という仕事に興味が出てきたということでした。

残念ながら山陰には鍼灸師を養成する施設がなく、諦めていたら思わぬタイミングでの転勤で、鍼灸師科のある学校に通える環境にお引っ越しされたとのことでした。

山陰に来てから“鍼灸師”と言うとびっくりされて、どうして鍼灸師になったんですか?と質問されることが多かったんですが、関西出身の私からするとなんで鍼灸師がこんなにいないのー??と逆に疑問でした。

なので山陰での、鍼灸師のイメージも古典的な感じが残っていて、私が専門としている美容鍼灸の他にも、スポーツ鍼灸や妊活鍼灸などさまざまなジャンルで鍼灸師は必要となっています。大学病院に鍼灸科があるなんて珍しくありません。

逆にいうと鍼灸師プラスαが必須というのが現代の鍼灸業界。より専門性が必要不可欠。

鍼灸師の免許をとった時、美容に関してアプローチする方法の一つとして鍼灸が使えるだけと決めていました。その頃から、職業を鍼灸師ということになんとなく自分のスタイルとは違うなと感じていました。(父に話すとすごく怒られたのを覚えています。笑)

インディバの技術が高く、鍼灸もできて、美容医療の知識もある。そんな専門性のあるプロになりたいと思い、必死にやってきました。なので、職業を聞かれるのがいつも苦手です。笑

今回のお客さまのお話を伺って、私なんかでも鍼灸師のイメージを少しでもアップデートできたかな?と思って、嬉しい気持ちになりました。たくさんの方に、こんなお仕事もあるんだということを伝えていければ。

鍼灸師という免許を取得する人が少しでも増えて、鍼灸師が様々なジャンルで活躍する機会が増えたら。なんて願いながら、そんな活動も少しづつできたらいいなと思います。

今はまだない職業がどんどん出てくる時代。考えるだけでわくわくします!